トレルドの話

なかなか書けないので気分転換に二次創作、推しの関係性の話を日記にします。
今回は気持ちは丁寧に思い描きます。気持ち……

私は今トレルドにどっぷりいってしまい、ルドルフとトレーナーの関係性について毎日ハチャメチャに幻覚を見ているのですが自分の二次創作上でこの二人が付き合っているのか、いないのかということが分からなくなってきてしまいました。

それで私は、二次創作に触れるようになって過ごした遠い時間を思い返していました。
私が今まで好きだった子は、果てはファイナルファンタジー4のカインとリディア、ヴァイオレットエヴァーガーデンの少佐とヴァイオレット、ニーアレプリカントのニーアとカイネ……書ききれない残りの大部分は百合です。はねバドとか烈火とか。
いや、そもそもカインとリディアは原作ではほぼCP要素がないので多大に幻覚……
つまり年齢の割に成熟した、あるいは年齢と乖離した精神を持つ(ここすき)子が年齢に差のある相手に好意を寄せるシチュが好きで。余人の立ち入りを許さないような密約のような関係とか。
言葉一つにくくりきれないような形容しがたい感情はいつ見ても好きです。
面倒くさいはかわいい。


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ルドルフのプロフィールによれば実力、政治力、人格どれも飛び抜けており、ウマ娘の誰もが自らのエゴではなく幸福になれる時代を目指している理想主義者ということで。
どれだけ難しい生き方をしたらそうなるの……
おそらくルドルフはあの世界、あの時代が生んだ嬰児なのでしょう。幼少期から帝王学を修めていたり、生まれからして普通の世界では到底生きていけないような存在構造をしているのかなと思っています。帝王学を学ぶ環境ってなんだ。
生まれから定めに結ばれているような子です。尊い

だからそういう特殊事例の塊のようなルドルフと、中央の指導者である以上普通とも言い難いかもしれませんが、これから全然普通の世界で生きていける新人トレーナーの、つまりは生きているレイヤーが違って異なる人生を歩むはずだった二人が出逢ってしまっているわけです。
ルドルフに至っては入学前からトレーナーが決まっていたっておかしくないのに。
そのあたりは公平性と建前の話かもしれませんが。

ストーリー4章で、写真を見せられながら思いを伝えられた時にルドルフの表情が揺れるシーン。大好きです。
人生に突然現れたトレーナー君にきみの幸せが見たい景色と言われてしまう。
ルドルフからすれば交通事故みたいに運命と出逢ってしまってもう一緒にいるしか無いみたいな。
一緒にいるしかない二人の関係、永遠に好きだ。
私にはこの運命が意志を超越した力で、生まれに与えられきた定めを超えて彼女の心を動かしたもののように思えて、どういう気持ちをこの時描いたのかと考えると、もう。


目を伏せて思う感じビッグラブ

大好きなシーンがもう一つあって、それは凍解氷釈でルドルフがトレーナー君に「私はどうすればいい?」と懇願がにじみ出た声色で、初めて自分の心をひとに預ける瞬間です。
トレーナー君はそれに対して「どうもしなくていい」と答えます。
こんなのもう言葉のキスじゃん。なにをいってる。
息ができひん。

……正確にはこの後のルドルフの皆への返事の仕方が好きなのです。
この時は普段の鷹揚な感じの返事と違って「……うん」や「え……?」といった感じになっていて素直ルドルフかわいい。かわいい。
言葉の持つじわりとした感情の滲みを思い描いてしまう。

私は前回の日記で人と人がかようことは、口にしなくともお互いの人生にある程度の拒否権と決定権を持つことだと思っているといいましたが、トレーナーが本当にルドルフの人生にふれた瞬間がここなのかなぁって。

彼も独白でこの時初めて、ほんとうの意味でルドルフが頼ってくれたと言っています。
このときの彼はどんな気持ちだったんだろう。よろしければトレーナー君につまびらかにお聞かせ願いたい。
この場面
トレーナー君がうつむけば、こちらを見上げるルドルフの涙の気配とか切実な視線と出会うわけで。
この子、自分より背丈が小さかったんだな。だとか
ここでまた初めて二人は出会うような感じがして。
ルドルフは自室に戻った後、自分のくちびるに触れていたりする。キスをしていないのに。
なにをいってる。


こんな感じで二次創作において、私はここから先の二人の関係性を描くわけですが、はたして将来的に付き合っているという簡単な言葉にしてしまっていいのかなという話に戻ります。

……付き合ってるじゃん。
この二人結婚しようと言わずとも婚姻届を出しに行くのではないのか? そこは言ってほしい。
そんな感じで書きました。付き合ってないし付き合うつもりもないけど付き合っている二人のキスが好きという日記。
なにをいってる。
長くなってしまった。また続きはこんど……